大阪府藤井寺市 池田医院 内科・胃腸科・循環器科・小児科・皮膚科・糖尿病専門外来・胃がん、大腸がん検診・往診・在宅医療

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池田医院の糖尿病について
糖尿病のQ&A1-3
今回は日頃患者さんからよく受ける質問について最近の知見もふまえた資料を用いてわかりやすく解説します。
Q1 糖尿病はどのようにしてなるのですか?
A1 糖分は体にとって大切なエネルギ-源です。食事に含まれる糖分は、膵臓のインスリンというホルモンの働きによってブドウ糖として血液中から肝臓や筋肉に取り込まれ、利用されます。インスリンの働きにより、糖代謝が正常であれば、空腹時も食後も、血液のブドウ糖の量(血糖値)は一定に保たれます。血液中のブドウ糖に対して膵臓から分泌されるインスリンの量が少なかったり、インスリンの働きが悪くなったりすると、血糖値が高い状態が続き、糖尿病状態になります。これらは遺伝的な要因や生活習慣の乱れが引き金となります。


Q2 若い頃に比べて5Kgほど体重が増えた(かくれ肥満)けれど、見た目太って
    いないから大丈夫ですか?
A2 体質的に、日本人は欧米の人より内臓脂肪をためやすく、成人してから増えた体重の大部分は内臓脂肪による増加によるといわれています。内臓脂肪からは、インスリンの働きを悪くしたり(インスリン抵抗性)、膵臓を傷つける物質が分泌され、血糖値の上昇につながります。すなわち日本人は内臓脂肪をためやすいため肥満の悪影響がでやすくなります。アジア人女性では、18歳の頃に比べて体重が5Kg増えると、糖尿病になる危険性が2倍近くなる、という報告があります。また20歳の頃にやせていた男性の体重が5-10Kg以上増えると、心筋梗塞などになる危険性が1・4~2倍になるという報告があります。皮下脂肪と違い内蔵脂肪はつまんでもわからないので若い頃の服、ウエストがきつくなった人は見かけがそれほど変わっていなくとも内臓に脂肪がついている「かくれ肥満」の可能性があり、ご用心!!生活習慣の見直しによって内臓脂肪を減らし、インスリンが効率よく働くことができる「エコ」な体をめざしましょう。(メタボリックシンドロ-ム参照)



Q3 私は検診で血糖が高めの糖尿病予備軍といわれました。
   今まだ糖尿病ではないのでギリギリセ-フですか?
A3 糖尿病『予備軍」は「境界型」の状態を指し、高い確率で糖尿病になりやすいばかりか、詳しい検査をすると実はすでに糖尿病であった、ということも少なくありません。また予備軍であっても、大血管障害(動脈硬化)が糖尿病と同じぐらい進みやすく、高脂血症・高血圧も合併しやすいため、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性が高いというエビデンスがあります。また糖尿病と同じぐらい生存率がひくくというなる調査結果があり積極的に血糖値の正常化に取り組むべきと考えられています。(糖尿病の境界域IGTも参照してください。)



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