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難治性の慢性咳嗽とは
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せきは体内から異物、ヴィ―ルス、細菌などを排出するための反射として、重要な役割を担っています。せきが8週間以上長引いている状態を慢性咳嗽と定義し、感染症以外の病的な原因には喘息、咳喘息、胃食道逆流症、副鼻腔炎、鼻炎などが考えられます。特に長引く咳の原因が特定できない状態を難治性の慢性咳と定義します。
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難治性慢性咳嗽について |
喘息診療実践ガイドライン2023では呼吸機能検査を実施せずに医療問診、胸部レントゲン、身体所見から原因を特定できない慢性咳嗽をプライマリ-ケアで容易に特定できない慢性咳嗽と定義しています。このような状況の場合慢性乾性咳嗽の鑑別診断では、治療的診断が行われ、最も原因疾患として頻度の高い喘息/席喘息とアトピー咳嗽を鑑別します。治療的診断とは想定する疾患に対して効果が期待できる投薬を使用し、効果を確認しながら診断に至るということです。理解しやすい図があるので下に診断の流れを表示します。 |
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難治性の慢性咳嗽の疾病の負荷 |
各国のインタビュー調査の抜粋を示しました。 |
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咳の過敏状態 |
難治性の慢性咳嗽には、通常では反応しないわずかな刺激に対してでも神経が過敏に反応して咳がでてしまう、席過敏症状が隠れている可能性も考えられます。また関を我慢したくとも自分では止めれない状態になることも考えられます。例を示しました。 |
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咳が長引くことによる日常生活への影響 |
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慢性咳嗽における悪循環 |
慢性咳嗽では様々な病気や環境要因が気道炎症やリモデリング(組織の器質的変化)、咳のシグナルを引き起こし、咳反射を誘発し易い状態になります。咳がさらに長引くと病態がさらに悪化することも考えられます。それで咳を軽減するため治療が重要です。作用機序の新しい咳の薬も登場しています。 |
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