大阪府藤井寺市 池田医院 内科・胃腸科・循環器科・小児科・皮膚科・糖尿病専門外来・胃がん、大腸がん検診・往診・在宅医療

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池田医院のよく見られる疾患について
季節変動を捉えた血圧管理の重要性
冬場は夏場に比べ心、脳血管疾患による死亡者が多くなります。その背景として、気温が急激に下がる冬場にかけて、血圧が著明に上昇することが考えられます。2014の高血圧のガイドラインでは季節変動のような長期にわたる血圧の変動性の評価に家庭血圧が有用であることが記載されています。家庭血圧計を用いた2年間成績、においても、血圧の季節変動が確認され、朝の血圧の季節差が夜より大きい傾向を示しました。そのため気温の下がる冬場に向け、特に朝の血圧を意識した血圧の管理の強化が必要です。また血圧管理を強化する時期については、研究によれば冬に降圧剤を増量するより、秋から降圧剤を増量することが夏から冬にかけての家庭血圧値の変化量が小さかったことが報告されています。従って血圧の季節変動を小さくするために、早いタイミングで血圧管理を強化することが求められます。さらに、気温の下がる冬場は、寒暖差による血圧の急激な変動を抑えるため、防寒対策や自宅での過ごし方もまた述べます。
寒い季節の自宅での過ごし方
冬場の血圧日内変動において、注意をしなければならないのが温度変化です。寒暖差による急激な血圧上昇は、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因の一つとされています。冬場は居間と他の部屋で室温が大きく違うことがあります。また自宅においては入浴時における事故が多いとされ、脱衣所の室温や湯音の管理が必要です。感温差による血圧変動を起こしやすい冬場における防寒対策や自宅での過ごし方が非常に大切です。入浴時安全にするための工夫起床時、睡眠時、外出時の注意点を示しました。
どうして塩を摂りすぎると血圧が上がるのか (メカニズム)
栄養士さんよりの減塩の話
 
 
 
 
 
 
 

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