年末から年始の時期はクリスマス、忘年会、お正月等のイベントが続き、家族や友人と過ごす時間も多くなり、年末からこの時期こそ、食事内容に注意して体を動かすことを計画するように注意していましたが、結果的に体重が増加して、血糖値の上昇がこの年明けに予測される人が多いように思われます。HbA1cは過去1-2か月の平均血糖値を反映するため、年末年始の過ごし方は2-3月ごろのHbA1cに反映されます。HbA1cが高くなっている人もまた気持ちをリセットして1年間上手に糖尿病と付き合っていけるよう日常生活の習慣を振り返り、食事内容や体を動かすことを正月モ-ドから改善できるように意識しましょう。冬場は生活のリズムがくずれやすく、会食の機会が増え、また運動不足になりやすく、血糖のコントロ-ルが難しい季節です。 |