高血糖が長く続くと、血管が傷つき足先の血流が悪くなり、栄養が十分にいきわたらなくなります。また神経障害があり、感覚が鈍くなると痛みを感じにくくなり、傷ややけどにも気づかなくなり、放置してしまいがちとなります。また免疫力も低下するため、傷口が治りにくくなり、感染症になりやすくなります。小さい病変などが原因となり、潰瘍、壊疽へ進行して、最悪の場合足の切断に至ることもあります。罹病期間が長くなると神経障害を合併しやすくなり、低温やけどをおこすこともあり、注意が必要です。また免疫力が低下して水虫(白癬菌)も軽視できません。重要なことは日頃から足の状態を観察することです。小さい病変でもきちっとしたスキンケアを怠らないことです。 |