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閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)は高血圧、心疾患などの生活習慣病との関係が深いことが注目されています。最近では代謝性疾患との関連の研究も進み、独立して関係が示唆されています。日本では200万人の潜在SAS患者がいるとされ、治療をすべき患者の多くが未治療です。糖尿病患者にはSASを合併していることが多く、SASの治療を行うことでインスリン抵抗性も改善することから、SAS疑いの患者は早期に治療介入が重要と考えられます。 |
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OSASと糖尿病の関係 |
OSASは肥満を伴うことから、糖尿病の合併が多いことが以前より報告されていました。近年肥満と独立してインスリン抵抗性と関係することが報告されています。これは睡眠呼吸障害による低酸素や交感神経の緊張がインスリン抵抗性、耐糖能異常に関与していると、考えられています。 |
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OSAS治療による糖尿病の改善 |
OSAS(AHI>20)の患者にCPAP療法をすることにより2日でインスリン抵抗性と耐糖能が有意に改善し、改善効果は3か月維持されていたという研究報告があります。CPAP治療によるインスリン抵抗性のすみやかな改善は主として交感神経に対する抑制作用によると考えられます。CPAP療法前後で食後1時間の血糖値およびHbA1cの有意な減少が認められたとする報告があり、OSASを併発する2型糖尿病の治療として有効であることが示唆されています。 |
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