大阪府藤井寺市 池田医院 内科・胃腸科・循環器科・小児科・皮膚科・糖尿病専門外来・胃がん、大腸がん検診・往診・在宅医療

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池田医院のよく見られる疾患について
脱水症と熱中症(発症メカニズム)
熱中症とは、暑く・蒸し暑い環境で起こる体調不良のことです。体調不良の症状は、脱水症と異常高体温によって起こります。私たちの体は体温が上がりすぎないように汗による放熱、皮膚からの放熱でコントロ-ルしています。脱水症になると、熱を逃す機能が低下し、そうなると体温上昇で様々な機能障害を引き起こすこととなります。したがって熱中症予防には暑い・蒸し暑い環境を避けることに加えて、脱水症の予防をすることが重要です。子供や高齢者は特に注意を払うことが必要です。
脱水とは体から水と電解質(塩分)が失われること
私たちのの体の半分以上は水分でできており、この水分は体液と呼ばれ、体にとって大切な役割を担っています。体液は主に水と塩分(電解質)でできており、年齢により体液の割合は異なります。体液の2%いじょうの喪失で脱水症に陥るとされます。大事なことは脱水とは単なる水の不足ではなく、体から塩分も同時にうしなわれた状態になるということです。
子供と高齢者は特に要注意
子供や高齢者は脱水症になりやすく、重症になりやすいと考えられます。それで子供や高齢者はそのように心得て、日頃からささいな変化を見逃さないようにしましょう。
 
 脱水症のサインを見逃さぬように
 脱水症になると、体に様々な変化が現れ、体調不良に加えて、下記に示すようなサインがあれば脱水症を疑います。1)原因不明の体温上昇2)京劇な体重減少3)高齢者で食事の時以外に水分摂取をしないことに加えて疲労感、倦怠感がある。誰でもわかる脱水症の確認方法示します。
 
 規則正しい食生活と水分補給
 体から入ってくる水分は、飲料水からとる水分だけではなく、食べ物の水分と、食べ物が退社されることで算出される水分(代謝水)もあり、きちっと食事をとることは脱水症対策につながります。水分が多く含まれる野菜、果物は夏場の脱水症対策には適しているといえますが、腎機能障害、や糖尿病でコントロール悪い人は注意が必要です。水分補給はこまめに喉が乾く前に飲むことが理想とされ、夜間に多く飲むのは、頻尿を高齢の方は起こす人があり、水分摂取もタイミングに気をつけてください。
 
 
 脱水症になってしまったら経口補水液を摂取
 今までの話から、脱水症になってしまったら、水と塩分を速やかに補うこことが大切です。軽度から中等度の脱水症における水と塩分の補給方法として、経口補水液は有効性が高いです。
 
 
 熱中症の1度の症状が見られたら
 まずは経口補水液による水分と塩分の補給と涼しい場所での休憩をしてください。経口補水液の飲み方は500ccから1000ccをめやすに無理のない速さで飲みましょう。その後はゆっくりと飲みながら様子を見ましょう。熱中症は重症化すると命にかかわるので速やかな対処が大切です。
 
 

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