大阪府藤井寺市 池田医院 内科・胃腸科・循環器科・小児科・皮膚科・糖尿病専門外来・胃がん、大腸がん検診・往診・在宅医療

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池田医院のよく見られる疾患について
慢性腎疾患 chronic renal disease(CKD)とは?
慢性腎疾患とは尿、血液検査や病理・画像所見のいずれかで腎障害の存在がみつかるとこのように判断されます。
GFRとは腎機能の指標で腎の糸球体の尿濾過量(gulomerular filtration rate)を示し、臨床的にはGFRをもって腎機能を表すことが通常です。
慢性腎疾患が最近注目されるのは特に高血圧、糖尿病(耐糖能低下)、肥満、心血管疾患、腎疾患の既往、を認める人は腎障害の有無がその予後を左右するため重要と考えられるからです。言い方をかえればわずかな尿、血液の検査に意識を注いで腎障害をチェックすることが心血管疾患CVD(cardiovasucular disease)の抑制につながるといえます。心血管疾患の既往例の約1/3は慢性腎疾患であり、心血管疾患のリスクも高くなります。心血管疾患の危険因子の保有者の腎機能に注目することが慢性腎疾患の早期発見の第一歩です。
表1 CKDの定義

表2 GFRと血清クレアチニンの関係を示しました。 

表3 特に腎機能に注目をすべき患者の背景因子

表4 GFRからみた腎機能の評価

表5 腎機能と心臓病

全身循環機能の窓となる腎機能
慢性腎疾患(CKD)がなぜ心血管疾患(CVD)の危険因子なるのかすべてがわかっているわけではありません。しかしその背後にアンギオテンシン2という黒幕がいて様々なメカニズムが働き、全身の循環動態に障害を与えていると考えられています。そのような意味では腎機能は全身循環機能の窓の役割をしているといえるでしょう。

アンギオテンシン2の心腎連関増悪メカニズムを示しました。

慢性腎疾患(CKD)による脳・心血管疾患(CVD)のリスク軽減のために
何よりも大事なことは早期の腎障害を見落とすことなくCVDの重大なリスクとなるCKDを作らないことです。わずかに腎機能が低下した状態であっても、CVDのリスクが有意に高くなるので、腎障害の背景になりやすい肥満、高齢者、糖尿病、脂質異常症、を伴う高血圧にはアンギオテンシン2を抑制し腎保護作用の期待できる薬剤(ARB.ACE)を積極的に使用することが推奨されています。また厳格に血圧をコントロ-ルすることが重要です。腎保護を念頭に入れて治療することがCVDの抑制につながると考えられます。

武田薬品資料より抜粋

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